まず、顔を正面から見て、眉頭からアゴまでの長さを『縦幅』とします。
そして、顔の横幅の1番広いと思うところを『横幅』とします。
この『縦幅』と『横幅』のどちらが長いかを比べます。
そうすると「縦長」タイプと「横長」タイプの人に分かれますよね。
(同じくらいの人は「横長」とします)
次に、輪郭を見ます。ふんわりタイプとほっそりタイプの2種類とします。
言葉の通り、ふんわりした優しい形の輪郭の人はふんわりタイプ、シュッとしていてほっそりした形の輪郭の人はほっそりタイプ。
(わかりづらい場合は、自分で見るだけでなく、何人かに聞いてみるといいかも)
これで4通りの顔型に分けられますね。
これが分かればOK。
この4通りでそれぞれ似合う形のメガネがわかるんです。
ルールとして
★また、メガネの縦幅は顔の3分の1以内にするとバランスが良いです。
横幅は顔の横幅と同じくらいか、フィット感を考えてすこし短いくらいに。
そして、この【A】と【B】を組み合わせます。
例えば「縦長ふんわり」の人は、“縦幅が長く、直線的”なメガネ、ということですね。
ついでにせっかくなので色のお話も。
ふんわりさんとほっそりさんで似合いやすい色も変わります。
(厳密に言うと肌色等も関係しますが、ここでは輪郭の形で考えます)
ふんわりした顔をシャープな印象に、
ほっそりした顔を丸みのある印象に、
メガネの色で顔型を理想の『卵型』に近づけるという考え方です。
また、顔型以外にも、普段の服の色やメイクの色にメガネの色を合わせて選ぶと、統一感が出て全体のコーディネートがまとまります。
これ、特に女性の方には知っていてほしい!
それを考える時に使うのがこちら。
『PCCS色相環』という、財団法人日本色彩研究所が開発したカラーシステムなのですが、この図を半分に分けてしまいましょう。
アイメイクやチークがブラウン系ならオレンジグループの色のメガネのほうが馴染みます。
同じブラウン系や、グリーン系のフレームがオススメです。
逆にピンク系のメイクの方は赤やパープル系のフレームですね。
そうすると、顔の上でメイクとメガネの色がケンカしないんです。
裏を返せば、『メガネの色に合わせてメイクを変える』という手もあります。
実際私はそうしています。
デミブラウンのフレームをかける時はブラウン系のシャドーにオレンジのチーク……という感じ。
この要領で洋服もどっちのグループの色味が多いかな?と考えながらメガネを選ぶと、メガネだけ浮いて
見えることがなくなりますよ。
例として、
このようにカジュアルめの服装の時は、ピンクグループですが、
差し色としてオレンジグループの色のフレームを持ってきてもいいかもしれません。
ですが、
このようにフォーマルな服装の場合には、統一性をもたせ、
ピンクグループ内の色のフレームのほうが良いと思います。
パープル、ピンク系辺りがオススメかと。ワインっぽい色でも合うと思います。
服だけでなく、メガネもTPOに合わせて選ぶのが重要になります。
……ということは?
「メガネも複数本持って、掛け替える」のが良いということ。
相手に与える印象も、自分の気分も変えられて楽しいですよ!
(協力・・・HOYA ファッションディレクター資料より 参考にさせていただいています!)